らびっとブログ

趣味で映画、本、政治思想とか時々書きます(^^)/ ご意見はツイッター @rabit_gti まで

アニメーション

2023映画感想(バービー/トット/ゲ謎/埼玉2/ゴジマイ/ナポレオン/君どう/シン仮面/アリテレ/アンコン/ガルパン最終4)

2023年劇場公開映画の感想を先延ばし病で今頃ですが、貧乏性ながら11本も観たのはシニア料金のお陰だし、評判で会えた名作はSNSのお陰でした。 ①バービー ②窓ぎわのトットちゃん ③鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 ④翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜 ⑤ゴジラ -1.0 …

映画「特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト」はあくまで特別編

8月4日の劇場公開の翌日に二子玉川109シネマズで。簡単な感想です。 ①あくまで「特別編」 ②それなりに良かった ③オマケ (シアター入口の液晶パネルのポスター) ①あくまで「特別編」 良くも悪くも「つなぎ」のスペシャル版で約1時間。劇場では「ODS」(非映…

映画「君たちはどう生きるか」見て良かった【ネタバレなし】

公開2日目の7/15(土)に二子玉川109シネマズで。前日ネット予約時からほぼ満席。 簡単に言うと、 事前情報完全ナシは良かったのでは 前半は「うーん」、見終われば「良かった」 少年少女向けだけどやや高学年向けかも タイトルは話に直接関係ないけど実は関係…

映画「すずめ〜」鈴芽が草太を好きになる描写が不足?【ネタバレあり】

すみません前回「2回目で気づいた6点」の書き忘れの7点目ですが、ちょっと気になるポイントです【ネタバレあり】。 ⑦鈴芽が早太を好きになる描写が不足? 1回目は確かに「イケメンに一目ぼれはわかるけど、それだけでは軽薄みたいで、もう少し欲しい」と感じ…

映画「すずめの戸締まり」2回目で気づいた6点【ネタバレあり】

公開直後(11/12)に観た後で、2回目(11/20)で気づいた6点です【ネタバレあり】。 ①椅子の目は動いてないか? ②ダイジンは正直者か? ③サダイジン良くわからん ④芹澤はなぜ後半から? ⑤幼児向け?震災シーンが多い? ⑥どこがラスト? なお2回目も満席で、私は…

映画「すずめの戸締まり」は期待を裏切らない新海ワールドでした。

劇場アニメ映画「すずめの戸締まり」は新海誠監督の前2作「君の名は。」「天気の子」とはパターンは違えど同じ方向性で、コメディ・旅・災害・人間模様などを盛り込んだエンタメ作品で楽しめました【ネタバレ最低限】 できれば映画館で、入場特典は後で読み…

「SPY×FAMILY」はファミリーなのが良い

10月にアニメ2期開始予定の「SPY×FAMILY」ですが、原作漫画もアニメ1期も面白かった、との今更ながらの感想です。 原作漫画はジャンプラで見て、アニメ化は難しそうと思って期待せず見てなかったけれど、先日ふと1話を観たら原作イメージを保って面白く、12…

映画「アイの歌声を聴かせて」の新しいロボットの描き方

「アイうた」の感想の続きで、AI(ロボット)の描き方について改めて3点。 なお早期打ち切りが懸念された本作は、一部ファンによる熱心な布教もあり、なんと公開2か月後の現在(12月下旬)も一部都市で上映中なので公式サイトの上映情報を見て劇場での鑑賞が…

映画「アイの歌声を聴かせて」実は名作説は本当だった

10月29日公開で既に打ち切り懸念の「アイうた」だが、ツイッターで実は名作説が聞こえて試しに観たら、普通にとても良くできた映画だった。騙されたと思って無情報のまま観るのが吉。アニメというより映画ファンに。(最終更新 2021/11/14) ポスターなどの画…

映画「竜とそばかすの姫」は細田ワールド集結で面白かったけど少し気になった事

7月16日の公開初日に見たけど面白かったし観て良かった。写真は映画館の壁画像で右下はオマケ配布のシール。 (ネタバレないです) 映画は予備知識なしで見る派だけど今回は予告編も見ず、カンヌ映画祭で上映されたと聞いたけど、仕事の代休で近所の映画館の…

映画「風の谷のナウシカ」見返して気づいたこと、やはり納得できないこと

映画「風の谷のナウシカ」(1984年、監督 宮崎駿)を2020年末のテレビ放送録画で見返しての感想です。 劇場公開時は「アニメージュ」連載の漫画版を読んでいたので、曲者のクロトワとか色々なエピソードが削られて断片つぎはぎ作品に見えたが、今になって見…

アニメ「ガルパン」シリーズ感想

アニメ「ガールズ&パンツァー」のまとめ観の感想です。 TVシリーズ、「劇場版」、「最終章 1話」は既視なので、未視だったOVA「これが本当のアンティオ戦です!」、「総集編」、「最終章 2話」をU-NEXTで見た。時系列で「劇場版」、「最終章 1話」も見返した…

アニメ「無能なナナ」は原作漫画そのままの映像化がうまい

2020年10月開始で4話放映済のアニメ「無能なナナ」は、原作漫画に忠実ながら安定感あるアニメ化で、ネタバレ無しで書きたい。 原作もアニメも話は同じで、どちらが先でも大丈夫だけど1話から見て欲しい。なおPV #1, #2 は詐欺(ネタバレ無し)なので大丈夫w …

アニメ「彼女、お借りします」1期は魅力的

略称「かのかり」のアニメ1期は12話で終了した。お下品半分で偶然/ご都合連続のナンパな話ながら、原作のイメージを活かしてOPも秀逸で2期も決定と色々魅力的でした。 まずは原作漫画のタッチを残した(アニメというよりイラストな)透明感ある瞳のキャラが…

(続)広島アニメフェスの最後 (追記 2022/5)

広島国際アニメーション・フェスティバルは、今年のオンライン開催で最後(打ち切り)のようです。 前回ブログ(広島アニメフェスの最後)に続いて各記事やネットの反応を見返してみました(最終更新 2022/5/27)。 広島アニメフェス2020の唐突な終了 オンラ…

アニメ業界の低賃金は手塚治虫のせいではない?

2020/8/30 に掲載された中川右介氏の記事「アニメ業界の低賃金は手塚治虫のせいなのか? 見えてきた意外な真実 - 虫プロは「高賃金」だった!」は論点がずれてると思う(敬称略。最終更新 9/3 20:30)。 まとめると 中川氏の記事は「1989年の宮崎駿による手…

広島アニメフェスの最後

広島国際アニメーション・フェスティバルは2020年の第18回を新型コロナ対応でオンライン開催中ですが、次回2022年より芸術祭に一新、更に従来体制は今回が最後と報道された。私は数回ほど個人参加しただけですが、あれこれ書いてみたい。(最終更新 8/23) 今…

ディズニーの戦争宣伝アニメ

ディズニーの戦争プロパガンダ・アニメーション作品について。 「総統の顔」("Der Fuehrer's Face" 1943 約8分) 空軍力の勝利("Victory Throuth Air Power" 1943 約66分) 理性と感情("Reason and Emotion" 約9分) おまけ 第2次世界大戦は総力戦で各国で国策…

アニメ「リズと青い鳥」

劇場アニメ「リズと青い鳥」(2018年)は「響け! ユーフォニアム」シリーズ(TV 1,2期、劇場版 1,2)のスピンオフ作品で、無口なみぞれと良く喋る希美(のぞみ)の2人を描いた映画的な佳作だった。 U-NEXTで2か月前の別料金から「見放題」(標準料金のみ)に…

「涼宮ハルヒの憂鬱」TV版の見どころ

自宅療養中の家人が海外ドラマ見たいというのでU-NEXTを契約してPS4からTVに映るようにしたら、突然「京都アニメーションのアニメが良いと聞くけど何があるの」と聞かれて「ハルヒはオタクすぎ、けいおん!もいいけど、シリアスならユーフォニアムかな」と答…

「ほしのこえ」~「天気の子」新海作品感想

新海誠監督の劇場アニメーション7作品のミニ感想です。「君の名は」と「天気の子」は劇場で見て、その後にそれ以前の作品をテレビ地上波やU-NEXTで見ました。 「ほしのこえ」(2002年、25分) 「雲のむこう、約束の場所」(2004年、91分) 「秒速5センチメートル…

アニメ「幼女戦記」戦争とビジネス、悪魔と人間、そして劇場版

アニメ「幼女戦記」のTV版と映画版の感想です。 「幼女戦記」(2017年、TV 12話) 「劇場版 幼女戦記」(2019年) 作品世界は 戦争とビジネス 悪魔と人間 そして劇場版は... 作品世界は 第1次世界大戦のドイツ風なので、昔なら敵役だけど東西南北と色々な戦…

アニメ「響け!ユーフォニアム」1, 2期の感想

今更ながら「響け!ユーフォニアム」のTV 1, 2期と劇場版 1, 2をU-NEXT見放題(標準料金)で見たので箇条書き感想です。 作品 感じたこと 全体の感想 オマケ 作品 「響け!ユーフォニアム」(TV 1期、2015年) 「劇場版 響け!ユーフォニアム ~北宇治高校吹…

漫画「アオイホノオ」と「DAICON III オープニングアニメ」

「DAICON III OPENING ANIMATION」(1981年)の話を目当てに漫画「アオイホノオ」(1~22巻)を読んだ。伝説的な自主制作アニメーション「DAICON III OP」やその流れの「DAICON IV OP」や「電車男 OP」などを振り返りたい。 (2021/2/21 YouTube DAICON III …

アニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」最終回

テレビアニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(2020年1~3月、監督 山本裕介、略称 推し武道)が12話で最終回になった。 岡山の地下アイドルグループ「ChamJam」の最下位メンバー舞奈と、その熱烈ファンの女性えりぴよのすれ違いを描くコメディー。 知人…

アニメ「魔女の宅急便」豆知識

アニメ「魔女の宅急便」(1989年、監督 宮崎駿)の軽めの豆知識3点。 題名の「宅急便」 トイレシーン ラストシーン 題名の「宅急便」 「宅急便」で黒猫のジジも出るけど、クロネコヤマト(ヤマト運輸)は元々は関係ない。昔の「シスコ王子」や映画「キングコ…

アニメ「映像研には手を出すな」は盛り上がらないのがいい

NHK深夜アニメの「映像研には手を出すな」が12話で最終回を迎えた。色々な意味でエポックメイキングな作品だったと思う。 もちろん「手を出すな」は「アンタッチャブル」つまりアブナイ奴らという意味だが、ここでは「独自世界で踊ってて外から関与困難」く…

映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が残念だった理由

前作の「この世界の片隅に」(2016年)は、本当に素晴らしい作品だった。それに約40分間を追加した新たな映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」(2019年12月)を、是非見たくてやっと正月に見たが、好きな作品なだけにとても複雑だった。 前作は、映画館…

映画「アナ雪2」このシーンが凄い

映画「アナと雪の女王2」(2019年、監督 クリス・バック)の感想です。「ここが凄い」と「ここが気になった」をなるべく簡単に。軽いネタばれあり。 ここが凄い ここが気になった ここが凄い 2013年の前作「アナと雪の女王」の6年ぶりの続編で同じ監督。ディズ…

映画「アナ雪1」このシーンが凄い

映画「アナと雪の女王」1作目の「このシーンが凄い」を書いてみました。2作目は1作目のイメージを保って丁寧に良くできているけれど、やっぱり1作目の方が共感できるので、その映画的な凄さを振り返ってみました。 ミュージカルが主役 「雪だるま作ろう 」 …