東京・池袋チャイナタウンのフードコート「友誼食府」で担々麺を食べた。
池袋チャイナタウンは横浜中華街や新大久保韓国街より圧倒的に小さいが、元々華人向けでほとんど観光化されておらず、超お手軽な現地感覚が魅力だ。
以下の両店は 池袋駅を出てすぐの雑居ビルにある。
・友誼商店(ゆうぎしょうてん):中国の物産のスーパーマーケット
・友誼食府(ゆうぎしょくふ):2019年11月開業の隣接の中華フードコート
これが池袋駅の「西口(北)」。昔は単に「北口」と呼ばれていた。地下一階のコンコースから、東武東上線の北側改札から更に北西に歩くと出る。「ここは治安が悪い」という人もいるが、何十年も歩いて危険に感じた事は無い。しかも出て徒歩1分なので危険に出会える方が難しいだろう。ただ繁華街からの帰り道で周囲にガールズバーとかもあるので、酔っぱらいを避けたいなら昼間が良いかも。
西口(北)を出て、左手の交差点を渡ってすぐの雑居ビル4階だ。
ちょっと分かりにくいビル入口。入口上のモニタで店内のビデオが流されていて、スーパーマーケットの棚が映ってる。
エレベータ前の案内。2階は中国語の書店、3階はPANDAカラオケと中華デザイナーズダイニングの竹香園だが、今回の目的地は4階だ。手前の階段も使える。
4階出ると、すぐ左手がフードコート、奥がスーパーマーケット、その中央で専用カードにチャージしてくれるので、どちらもそれで清算する。わからなければ(中国人らしき)店員さんがやや慣れない日本語で教えてくれる。
なお私は何回来るか判らないので遠慮して「カード要りません」と言って注文したら、一時貸出用らしきカードを渡され、結局中央でチャージしてから販売コーナーで手渡し(カード返却)となったが、つい余分にチャージしてしまったのでコーナーで手間をかけさせてしまった。最初から作るか、一時貸出ならぴったりチャージしよう(反省)。
写真は台湾料理コーナー。中央の約20席の席は土曜の午後2時のせいか満席で、席取りに手前で数分並んだ。感覚だが日本人7割、女性4割、若者5割、(私のような)初心者2割くらいに見えた。やっぱり安いけど実は本格で面白いとこは若者が多い感じ。
席を確保したら、本場の辛さを確認したい私は四川コーナーへ。
やっぱり基本は伝統四川担々麺(680円)だ(個人的趣味)
「四川でも辛くない料理もあるし定食もある」との親切な日本語説明。
伝統四川担々麺と、テーブルの席取りガイド。ガイドは具体的なのがインターナショナル。担々麺は格段に辛いという事は無く、フードコートなのでそれなりの内容だが、味付けが日本の中華料理とは明らかに違うのが面白い。
奥のスーパーマーケットでは担担麺や何故か韓国のインスタントラーメンも。
水餃子(630円)。
こちらは3階のPANDAカラオケの看板だ。
雑居ビルから出て、これも西口(北)すぐの小籠包専門店では行列が。
関係ないけど西口ロータリー前で見たコミュニティバス「IKEBUS」。タイヤが斬新だ。
最後に池袋チャイナタウンの情報をまとめてみた。
(場所)
(同じ雑居ビル3階のデザイナーズ中華)
(写真も多くて判り易い記事。先に読んで行けば良かった!)
【池袋グルメ】中国よりも中国すぎる激ウマ中国フードコートが本格的すぎてザワつく / 友誼食府 ユウギショクフ | メインディッシュ! 東京
ここは中国!? 池袋で話題の「友誼商店」と「友誼食府」を徹底解剖☆|ちくわ。
(更に店にちゃんと取材してる記事)
本場と同じ味!?池袋の中国屋台料理フードコート「友誼食府」を中国人の友人に検証してもらってみた | be-topia(ビートピア)
(ビジネス記事)
(一番しっかりした歴史説明)
池袋に誕生した「新興のチャイナタウン」に「新華僑」が集った理由② | TABI LABO
池袋沿線は、昔から地価/物価が安いので学生/アニメスタジオ/外国人が多く住んでいた。その後、秋葉原に次いでオタクなショップが増え(主に東口)、そしてチャイナタウン(西口北)。気取らず(気取れず)、チープでニッチだけど魅力ある雑多な街だと思う。
(了)